ボルシアMGのオイゲン・ポランスキ暫定監督が日本代表FW町野修斗について言及した。27日、ドイツ紙『Rheinische Post』がコメントを伝えている。


 現在26歳の町野は横浜F・マリノスギラヴァンツ北九州湘南ベルマーレを経て、2023年夏にホルシュタイン・キールに完全移籍加入。昨シーズンはブンデスリーガで二桁得点を達成するなど、公式戦35試合で12ゴール3アシストと躍動し、今夏にボルシアMGへ活躍の場を移した。しかし、今シーズンはここまで7試合に出場しているものの未だネットを揺らすことができておらず、定位置確保には至っていない。

 チームも苦しい戦いが続いている。ブンデスリーガ開幕から無得点で3戦未勝利となると、2023年夏から指揮を執っていたジェラルド・セオアネ監督の解任を決断。ポランスキ暫定監督の就任後も成績は上向かず、ここまで3分5敗で最下位に沈んでいる。

 そんな中、現地時間28日のDFBポカール2回戦では2.ブンデスリーガ(ドイツ2部リーグ)所属のカールスルーエと対戦。ポランスキー暫定監督はここまで4試合の先発起用に留まっている町野について「(直近の)バイエルン戦に途中出場したことは彼にとって非常に重要だ」と前置きしつつ、次のように期待を語っている。

「ケガや代表チームでの遠征もあって我々のチームではまだリズムを掴めていない。しかし、リズムを掴めば圧倒的なクオリティーを発揮できるだろう。だからこそ彼には期待している。バイエルン戦では彼の能力の範囲内で良いプレーを見せてくれた。
カールスルーエ戦はまた違った試合展開になるだろうが、彼はより楽にプレーできるかもしれない」

 町野もボルシアMGもカールスルーエ戦で浮上のきっかけを掴むことができるだろうか。
編集部おすすめ