セリエA第9節が28日に行われ、レッチェとナポリが対戦した。

 アウェイのナポリは前節終了時点でセリエA首位。
前節のインテル戦は3-1で勝利したものの、ケヴィン・デ・ブライネが負傷離脱してしまった。主砲と司令塔が不在のナポリは、ここから正念場を迎える。一方のレッチェはリーグ戦8試合で1勝3分け4敗の16位。この一戦で少しでも勝ち点を積み重ねたいところだった。

 試合はナポリが試合をコントロールしながら、チャンスを演出していく。しかし最後の最後で決めきることができず、先制には至らない。対するレッチェもシュートまで持ち込むことがほとんどできず、前半は両チーム共に無得点で終える。

 すると54分、レッチェがPKを獲得する。しかし、キッカーのフランチェスコ・カマルダのキックはGKヴァニャ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチに防がれてしまった。

 すると69分、ナポリは敵陣深くの右サイドでFKのチャンスを獲得。キッカーのダヴィド・ネレスが蹴ったボールをアンドレ・フランク・ザンボ・アンギサがヘディングでゴールネットを揺らし、ナポリに待望の先制点をもたらす。

 1点を追う状況に立たされたレッチェは、攻勢を強めながらゴールに迫っていくが、ナポリのGKミリンコヴィッチ・サヴィッチの好セーブなどもあり、ゴールを奪うことができない。
その後もレッチェが敵陣でチャンスを作り続けたが、試合はこのままタイムアップ。ナポリがザンボ・アンギサの得点を守り抜き、1-0でレッチェに勝利した。

 レッチェは次節、11月2日にアウェイでフィオレンティーナと対戦。一方のナポリは11月1日にホームでコモと対戦する。

【スコア】
レッチェ 0-1 ナポリ

【得点者】
0-1 69分 アンドレ・フランク・ザンボ・アンギサ(ナポリ)
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