チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督が、ゴールから遠ざかっているブラジル代表FWジョアン・ペドロを擁護した。28日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。


 今夏のFIFAクラブワールドカップ2025開催期間中にブライトンからチェルシーに加入し、3試合出場で3ゴールを挙げて優勝に貢献を果たしたJ・ペドロは、今季のプレミアリーグでも開幕4試合で2ゴール3アシストを記録する活躍を見せていた。しかし、8月以降はゴールがなく、直近の公式戦7試合連続でノーゴールとなっている。

 そけい部の問題を抱えながら、出場を続けている中で調子を落としているJ・ペドロのパフォーマンスについて聞かれたマレスカ監督は「ジョアン・ペドロは年間20ゴールを決めるような9番ではないことを理解しているけど、彼は私たちとともにゴールを決めて、アシストもしてくれるだろう」と信頼を寄せていることを強調した。

「もちろん、フィジカル面は重要だ。100%のコンディションでなければ、特にこのリーグで競争することは難しい。しかし、ジョアンは全く問題がないと思う。問題はジョアンではない。彼は私たちのためにゴールやアシストをしてくれるだろう」

「ただ、彼は全く違うタイプの9番なんだ。毎年20~25ゴールを決めるような9番とは違う。(ロベルト・)レヴァンドフスキや(キリアン・)エンバペ、(アーリング・)ハーランドらとは全く違うタイプの選手なんだ」
編集部おすすめ