トッテナム・ホットスパーに所属する日本代表DF高井幸大の同クラブデビューは再び不透明となっているようだ。28日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。


 今夏に川崎フロンターレから完全移籍でトッテナム・ホットスパーに加入した高井だが、プレシーズン中に離脱。足底腱膜を負傷したことにより、チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズの登録メンバーからも外れ、復帰に向けて調整を続けている。

 今月頭にはすでに全体練習には合流していることがトーマス・フランク監督より明かされており、トッテナム・ホットスパーでのデビューがいつになるかにも注目が集まっているが、ここまで出場機会はおろか、ベンチ入りする試合も一度もない状態が続いている。

 そんななか、今回の報道によると、全体練習に合流していた高井は現在、トレーニングに参加していない模様で、復帰時期も不透明となっていることが伝えられている。

 高井の状態の詳細が明らかになっていない一方で、トッテナム・ホットスパーでは右ひざ前十字じん帯の損傷により手術を受け、今年1月以来離脱していたルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンが復帰に近づいているという。フランク監督も同選手の回復が「順調に進んでいる」と語っており、来月の代表ウィーク明けにも出場できる可能性があることを明かしている。
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