ローマは前節終了時点で首位ナポリと勝ち点で並び、リーグ2位に位置。
試合は、ローマに早い時間帯でアクシデントが発生する。足首の負傷から復帰したエヴァン・ファーガソンがファウルを受けた影響で足首を痛め、7分限りでレオン・ベイリーと交代した。
ローマがボールをコントロールするのに対し、パルマはしっかりと守備を構えながら縦に速いカウンターから得点を狙っていく。試合は、しばらく拮抗した展開が続いたが、時間が経つにつれてパルマもチャンスを作り出していく。しかし、リーグ最少失点を誇るローマの守備陣が立ちはだかり、得点を許さない。
均衡が崩れたのは40分だった。ローマのウェズレイが左サイドからボックス内めがけてクロスを上げる。一旦はクリアされたが、そのこぼれ球をマティアス・スーレが左足でゴール右下にシュートを突き刺し、得点を奪ったかと思われた。しかし、OFR(オンフィールドレビュー)の結果、オフサイドがあったとして得点が取り消されてしまった。
前半アディショナルタイム4分、ローマがカウンターの流れからジャンルカ・マンチーニがボックス右からクロスを送る。これに対してパウロ・ディバラがダイビングヘッドを試みたが、GK鈴木彩艶のファインセーブに防がれた。前半は、両チーム共にスコアレスで終えた。
後半に入って50分、ディバラがボックス手前から低く鋭い弾道のミドルシュートを放ったが、これもGK鈴木彩艶がセーブした。しかし63分、ローマが右CKのチャンスを得ると、キッカーのディバラが蹴ったボールをマリオ・エルモソが頭で叩き込み、待望の先制点を奪った。
さらに81分、アルテム・ドフビクがボックス内の狭いスペースでパスを収めると、反転して左足を一閃。強烈なシュートをゴール右に決め、ローマが加点した。
それでもパルマは86分、左サイドからのロングスローをボックス内のアドリアン・ベネディチャクが頭でつなぐと、アレッサンドロ・チルカーティが滑り込みながらゴールに押し込み、パルマが1点を返した。
試合はこのままタイムアップ。ローマが2-1でパルマに勝利し、首位ナポリと勝ち点で並んだ。
パルマは次節、11月2日にホームでボローニャと対戦。ローマは11月2日にアウェイでミランと対戦する。
【スコア】
ローマ 2-1 パルマ・カルチョ
【得点者】
1-0 63分 マリオ・エルモソ(ローマ)
2-0 81分 アルテム・ドフビク(ローマ)
2-1 86分 アレッサンドロ・チルカーティ(パルマ・カルチョ)

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