リーグ・アン第10節が29日に行われ、ナントとモナコが対戦した。

 ここまで9試合を消化したリーグ戦で5勝2分2敗を記録し、勝ち点「17」の6位につけるモナコ。
今月10日付けでアドルフ・ヒュッター前監督との契約を解除した同クラブは、前節にセバスチャン・ポコニョーリ監督の下で新体制初白星を収めた。連勝を目指す一戦に、日本代表MF南野拓実は2シャドーの一角として先発出場している。

 試合は立ち上がりの6分にモナコがスコアを動かす。敵陣右サイドでのプレスからナントを追い込み、マグネス・アクリウシェが激しいコンタクトでボールを奪取。右ポケットに侵入しながらクロスを送り、ママドゥ・クリバリのヘディングで先制弾を挙げた。

 19分にはナントから追いつかれたものの、27分にはこぼれ球に反応した南野がヘディングでネットを揺らす。今季3点目かと思われたシーンだったが、VARの介入により得点はオフサイドで取り消された。その後も互いに積極的な姿勢を見せ、両者1点ずつを奪い合って前半が終了。2-2でハーフタイムへと突入する。

 後半も激しい点の取り合いとなり、55分と75分にモナコがゴールをゲット。一方のナントも80分に1点を返し、勝負は終盤戦を迎える。すると後半アディショナルタイム、モナコのアレクサンドル・ゴロヴィンが決定的な5点目をマークした。


 結局、両チームともに今季最多得点を記録した一戦は5-3でタイムアップ。モナコが勝利を収めた。なお、南野は69分までプレーした。次節、ナントは来月2日にホームでメスと対戦。モナコはその前日にホームでパリFCと対戦する。

【スコア】
ナント 3-5 モナコ

【得点者】
0-1 6分 ママドゥ・クリバリ(モナコ)
1-1 19分 ヘルバ・ギラシー(ナント)
1-2 41分 フォラリン・バログン(モナコ)
2-2 45+6分 ヘルバ・ギラシー(ナント)
2-3 55分 マグネス・アクリウシェ(モナコ)
2-4 75分 アレクサンドル・ゴロヴィン(モナコ)
3-4 80分 モスタファ・モハメド(ナント)
3-5 90+4分 アレクサンドル・ゴロヴィン(モナコ)

【動画】南野のヘディング弾はVARで取り消しに…




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