ルイス・ミジャ。ホセ・ボルダラス監督が率いるヘタフェで、中盤の底に君臨する31歳について、スペイン紙は「予想外の指揮者」と形容する。なぜならば、ラ・リーガ第11節終了時点で7位につけるチームの好調の原動力となり、その傑出したパフォーマンスぶりは、ついにクラブを飛び越え、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督の耳にも届いているからという。つまり、来週に発表が予定される、スペイン代表に初選出される機運が高まっているのだ。
今シーズンは、ここまでのリーグ戦全11試合にスタメン出場にしているミジャ。『アス』は、「彼のフィジカル、集中力、ゲームを読む力は、チームにとって欠かせない資産」としつつ、「ボルダラス監督の下、このミッドフィールダーは2つの役割を担っている」と指摘。それは、「守備面の強度の保証」と「視野の広さを活かしたプレーメーカーやアシスト役」と解説している。
とりわけ後者に関しては、すでに、ラ・リーガでのキャリアハイとなる6アシストを記録しているのだが、これは同リーグに限らず、欧州5大リーグでトップの数字とのことだ。元々、過去に在籍したクラブにおいても、セットプレーのキッカーを任されていたことからキックに秀でていることは明らかだったが、今シーズンはアタッカー陣(ボルハ・マジョラルやアドリアン・リソ)がゴールに結びつけてくれることで、より際立つことに。これに加え、ボルダラス監督のチームで求められる“インテンシティ”を会得したことで、「経験、フィジカル、才能」を完璧に兼ね揃えたオールラウンドなミッドフィールダーとして、飛ぶ鳥を落とす勢いなのだ。
そして、FIFAワールドカップ26欧州予選の2試合を今月に控えるスペイン代表は、MFペドリ(バルセロナ)を筆頭に中盤に複数名の欠場者がいる。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、これまでにも好調の選手をサプライズ的に招集(直近ではヘスス・ロドリゲス)してきた傾向を踏まえると、「この年齢で代表選手になることは普通ではないが、彼の現在の活躍はそれを十分に可能にしている」というのが同紙の見解だ。

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