マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、自身にとって通算1000試合目の指揮となったリヴァプール戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。


 プレミアリーグ第11節が9日に行われ、マンチェスター・シティはリヴァプールと対戦。序盤にアーリング・ハーランドのPKがストップされる場面もあったものの、29分にハーランドが先制点を決めると、45+3分にはニコ・ゴンサレスが、63分にはジェレミー・ドクが追加点を挙げ、3-0で快勝した。

 この試合が監督キャリアでの通算1000試合目となったグアルディオラ監督は、この勝利が通算716勝目となった。なお、イギリスメディア『Squawka』によると、この間にグアルディオラ監督は主要タイトルを40個獲得しており、2つの異なる男子チームでトレブルを達成した初の監督となったほか、男子サッカー史上初めてイングランドでトレブルと国内トレブルを達成した監督、プレミアリーグのシーズンで勝ち点100を達成した初の監督、そしてプレミアリーグで4シーズン連続優勝を果たした初の監督であることなどを伝えている。

 試合後、グアルディオラ監督は「私は自分自身を裏切りたくはない。ボールを奪って、パスを繋ぐのが大好きなんだ。だからこそ、高い位置からプレスをかけ、素早くボールを奪い返そうとするんだ」と振り返りながら、次のように続けた。

「私はチームがショートパスを繋ぐのが好きで、一対一の駆け引きができる選手たちはそれをやらなければならない。前半は攻撃面でも守備面でも非常に良かった。背後への脅威があった。後半はデュエルを重視した。私たちの考えはボールを奪うことだった」

「後ろの4人全員と、ベルニー(ベルナルド・シウバ)とニコは素晴らしかった。
この10年間対戦してきた中で最も重要なライバルに勝利するという素晴らしいプレゼントをくれた選手とスタッフに感謝をする」

 また、グアルディオラ監督は通算1000試合目の指揮になったことにも触れながら、「フィルジル(・ファン・ダイク)や(アンドリュー・)ロバートソン、(モハメド・)サラーといった選手たちと対戦できて良かった。私たちは1000回も戦ってきたんだからね。私のアシスタントであるペピン・リンダースは少しだけユルゲン(・クロップ)を体現していると思う。ここには子どもたちもいたし、特別な夜になった。だから、良かったよ」と語った。


【ハイライト動画】マンチェスター・シティがリヴァプールに3発快勝!

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