バイエルンはドイツ代表MFジャマル・ムシアラとカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスの復帰時期を慎重に見極めるようだ。13日、ドイツ『キッカー』が報じている。


 今シーズンのバイエルンは、圧倒的な強さを誇っており、開幕から公式戦16連勝を記録。8日に行われたブンデスリーガ第10節ウニオン・ベルリン戦で連勝こそ止まったものの、後半アディショナルタイムの同点弾で無敗を継続した。
 
 そんなバイエルンは開幕から日本代表DF伊藤洋輝、A・デイヴィス、MFムシアラを長期離脱で欠いた状況で戦っている。伊藤は今年3月に右足の中足骨を骨折し、戦線離脱しているが、クラブの公式X(旧:ツイッター)は同選手がチームトレーニングに戻ってきていることを報告している。

 左サイドバックのA・デイヴィスは3月23日に行われたCONCACAFネーションズリーグ・3位決定戦のアメリカ代表戦で右ヒザを負傷。検査の結果、右ひざの前十字じん帯断裂が判明した。9月には個人トレーニングに復帰したことが伝えられて以来、順調にリハビリは進んでいるようで、『キッカー』によると、「数日以内にチームトレーニングに復帰できる可能性がある」とのこと。さらに計画通りに進めば、今年中の試合出場も視野に入れているようだ。

 一方のムシアラは、今夏に開催されたFIFAクラブワールドカップ2025で足首を負傷。ドイツ『スカイ』は先月、同選手は今年12月中の復帰を目指していると指摘していたが、『キッカー』は今回の報道で「年明けに復帰する可能性が高く、1月に完全な状態に戻る見込みだ」と伝えている。

 さらに同メディアは「ムシアラとA・デイヴィスの復帰を急がせる必要はないため、リスクは犯さないだろう」と説明。ブンデスリーガは12月から来年1月にかけて3週間の中断期間があるため、その期間にコンディションを見極めることができるとの指摘もした。

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