日本代表FW上田綺世が負傷交代となったガーナ代表MFアブ・フランシスを思い遣った。

 日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025でガーナ代表と対戦。
日本の1点リードで迎えた51分、フランシスは田中碧のシュートブロックに後方から入った際に足が絡まり、起き上がることができず交代となった。フランシスの治療中、寄り添い続けたのは上田。上田とフランシスは2022-23シーズンにサークル・ブルッヘで共闘し、公式戦通算32試合に出場した仲だ。

 上田は「彼は僕の友達でもあります。大きなケガにはなってしまったと思うので、早く治ってほしいです。彼はああいったピンチのシーン、デンジャラスな場面でも勇気を持ってプレーできる選手。このケガでこれから怖くなるとは思うんですけど、しっかりと治してもらって、また彼の良いところを継続してプレーできたらいいのかなと今は思います。そう簡単ではないと思いますが、今はしっかり休んでほしいです」と早期回復を願った。

 上田はフランシスだけではなく、田中にも治療中に声をかけていた。「もう不慮の事故というか、不可抗力なので。碧も多分結構ショックだったと思います。碧も故意に削ったわけではないので、どうしようもないと思う」と田中への心遣いも忘れなかった。



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