スペイン代表MFマルティン・スビメンディ(アーセナル)に一切の油断はないようだ。14日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。


 ここまで4試合を消化したFIFAワールドカップ26欧州予選・グループEで4連勝を飾り、圧倒的な強さを見せながら首位に立つスペイン代表。開幕から全勝を維持する“ラ・ロハ”は、2位のトルコ代表に3ポイント差をつけており、15日に行われるジョージア代表戦の結果次第では、13大会連続のワールドカップ出場が確定する状況だ。

 そんななか、会見に出席したスビメンディがワールドカップ出場の可能性について言及。勝ち点差と得失点差で優位に立つスペイン代表だが、同選手は「今のところ自分がワールドカップでプレーする姿は想像していない。まだ出場権を獲得しなければならないのに、それを考えるのはおかしなことだ」とコメント。「すべてを完璧にこなしても、まだ他国の結果に左右される。今はまず、自分たちが本大会出場を決めることを思い描いている」と語った。

 また、母国がワールドカップの優勝候補と謳われる点に対して、「世界一であることを証明するトロフィーだ」と述べつつ、「まずは出場権を獲得し、本番で非常に高い精度でプレーできることが大事」と主張。次節に対戦するジョージア代表については、「彼らにはスペインの強豪クラブでプレーしている選手が何人もいる。これまでの試合でも、個々の力というよりチームとして僕たちを苦しめてきた」と警戒を示している。
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