天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会・準決勝が16日に『国立競技場』で行われ、FC町田ゼルビアFC東京が対戦した。

 天皇杯準々決勝で鹿島アントラーズを3-0で下した町田と、浦和レッズに2-1で競り勝ったFC東京が激突。
なお、両者は9日に行われた2025明治安田J1リーグ第36節でも対戦しており、この時は1-0でFC東京に軍配が上がっていた。

 2週連続で『国立競技場』で同カードとなった一戦は、スコアレスで前半を折り返すと、後半もスコアは動かず、0-0で90分が終了して延長戦に突入した。

 試合が動いたのは延長前半103分、昌子源が前線にハイボールを送ると、オ・セフンがこれに競り勝ったところに林幸多郎が反応。DFアレクサンダー・ショルツに体を入れられていたところ、後ろから右足を伸ばしてボールに触り、ゴールネットを揺らして町田が先制に成功した。

 さらに、延長後半の109分には左サイドを突破した相馬勇紀の折り返しをオ・セフンが流し込んで、町田がリードを2点に広げた。

 試合はこのまま終了。勝利したFC町田ゼルビアが22日に『国立競技場』で行われる天皇杯決勝に初進出を果たした。

【スコア】
FC町田ゼルビア 2-0 FC東京

【得点者】
1-0 103分 林幸多郎(FC町田ゼルビア)
2-0 109分 オ・セフン(FC町田ゼルビア)


【動画】延長前半の林幸多郎のゴールで町田が先制!

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