日本代表は17日、翌18日に行われるキリンチャレンジカップ2025のボリビア代表戦に向けて、試合会場でもある国立競技場で前日トレーニングを行った。

 14日に行われたガーナ代表戦では、南野拓実堂安律のゴールで2ー0と勝利。
ボリビア戦が2025年を締めくくる最後の試合となる中で、期待されるのは勝利とともに、連続でのクリーンシートだ。谷口彰悟はボリビア戦に向けて「良い相手だと思いますし、やることは変えずに、しっかりと積み上げていけるように。良い試合をしたい」と意気込んだ。

 3試合連続で2失点を喫していた日本にとって、ガーナ戦は4試合ぶりのクリーンシートに。フル出場し、無失点に抑えた谷口は、ボリビア戦に向けて「変わらずというか、誰がどんな形で出ても、やっぱり高いレベルで高いパフォーマンスを発揮しないといけない」とコメント。「このチームで変わりないことなので、そこをしっかり自分自身も求めながら。相手が変わって、また相手のフォーメーションだったりとかいろんな特徴が変わる中でも、しっかり適応して、対応して高いパフォーマンスを出すっていうのはやはり続けていかないと行けないので、1試合1試合大事にしていきたい」と、しっかりとピッチ内で対応して結果を残したいとした。

 谷口はアキレス腱断裂という重傷から復活。10月には1年ぶりに代表活動に復帰し、シント・トロイデンでもしっかりと結果を残している。30歳を超えてのヨーロッパ挑戦もある中で、ケガにも負けず、さらにパワーアップも感じられる谷口。「じゃないとここにもういれないっていう思いがやっぱ強い。みんなもどんどんどんどん進化してるし、自分が自分自身を取り戻すだけでは、やっぱりここにはいられないと思ってます」とコメント。
「成長してもっともっと高いレベルの選手たちと一緒に戦う。そして相手として戦うっていうのは、もっともっと自分自身に求めていかないといけないと思っている。そういった意味では、また良いメンタリティでサッカーができてるというか、代表選手として自分の価値をもっともっと高めながら、さらにレベルアップを求めてる自分がいるので、それはそれで良いことかなと思います」と、刺激を受けながらもしっかりと自身が成長するためのメンタリティを持てていると語った。

 日本vsボリビアは18日(火)の19時15分にキックオフ。地上波ではTBS系列で全国生中継。インターネットでもTVerでライブ配信が行われる。
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