アフリカサッカー連盟(CAF)は19日、2025年のアフリカ年間最優秀選手賞の受賞者を発表。パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するモロッコ代表DFアクラフ・ハキミが選出された。


 最も優れたアフリカ出身の選手に贈られる賞。2024年はアタランタに所属するナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンが初受賞していた。すでに先日にはノミネート10選手から最終候補3名が発表され、ハキミとリヴァプールに所属するモハメド・サラー、ガラタサライに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンに絞り込まれていた。

 そんななか、今夏に開催されたFIFAクラブワールドカップ2025も含めて昨季は公式戦55試合出場で11ゴール16アシストを記録し、PSGでトロフィー・デ・シャンピオン(国内スーパーカップ)、リーグ・アン(国内リーグ)、クープ・ド・フランス(国内カップ)の国内タイトルに加え、クラブにとって長年の悲願となっていたチャンピオンズリーグ(CL)初制覇に貢献したハキミが今年のアフリカ年間最優秀選手に選出された。

 なお、2023年と2024年に最終候補入りしていたハキミにとってはこれが初の受賞で、モロッコ人選手としては1998年のムスタファ・ハッジ氏以来の同賞受賞にもなった。

 アフリカ年間最優秀選手賞に輝いたハキミは「この名誉あるトロフィーを獲得できたことは本当に光栄だ。このトロフィーは僕だけのものではない。夢を持つすべての人々のためのものだ」と語っている。


【動画】ハキミがアフリカ年間最優秀選手賞を初受賞!

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