今、ロヒブランコスの右サイドがアツい。爆発的なスピードに、“父親”と瓜二つの闘志を兼ね揃えたジュリアーノ・シメオネは、ここまでの公式戦19試合に出場し3得点6アシストを記録。サラゴサとアラベスでの武者修行を経た22歳は、“シメオネ”という名前によってこの地位を得たのではないことを、自身の足で辿り着いたことを証明し続けている。
トップチーム2年目でレギュラーに定着したジュリアーノ。最大の魅了は、リーグトップレベルと言われるスピードだ。「父親はそれほど速くなかったけど、その秘訣は?」と問われた“末っ子”は、「そうだね(笑)…スピードと走り方のテクニックにはかなり力を入れているんだ。小さい頃から走るのが大好きで、トレーニングもずっと楽しんでいた。技術的な部分だと、腕の振り方や脚の瞬発力に関わる、あらゆることを鍛えている。そうすることで、ピッチ上で可能な限り速く走り、アドバンテージを得られるからね」と告白。続けて「僕は日々、トレーニングで成長するために、より優れた選手になるために努力している。アトレティコに100パーセントの力を注ぎ、常に最高のチームであることに貢献したい」と意欲を燃やした。
そして、ジュリアーノはアトレティコ・マドリードに対する愛情を口にする。
さらに、もうひとつの大きな夢に目を輝かせるジュリアーノは、「アトレティコで何かを勝ち獲れたら…僕にとって夢が叶うんだ。ずっと、ここでプレーすることを夢見てきた。一歩、一歩と前に進んで行くたびに、夢はどんどん大きくなっていく。だから次は、いつの日か、それにも辿り着けることを願っている」とメジャータイトル獲得に向けた、決意を述べている。
ジュリアーノは、“走り方”を知っている。「一歩、一歩」と進んだ先で辿りついた今、クマとヤマモモの木が描かれた、エンブレムを左胸に付けているのだから。そして、次なる夢へ。

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