日本女子代表(なでしこジャパン)MF松窪真心が、ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL/アメリカ女子1部リーグ)の年間最優秀MFに選出された。

 2004年7月28日生まれで現在21歳の松窪は、JFAアカデミー福島からマイナビ仙台レディースを経て、2023年夏からノースカロライナ・カレッジでプレー。
在籍3年目の今シーズンはNWSL史上最年少ハットトリックを記録するなど、得点ランキング3位の11ゴールをマーク。チームは14チーム中9位と奮わなかったが、26試合で11ゴール4アシストという見事な成績を残した。

 この活躍が高く評価され、松窪はNWSLの年間最優秀MFに選出。さらにはAmazon Prime提供のリーグ年間ベストイレブンにも名を連ねている。所属するノースカロライナ・カレッジのクラブ公式サイトによると、松窪はNWSL最多のゴールクリエイト数を記録し、ビッグチャンス創出数でもリーグ最多タイの数字を残していたようだ。

 松窪は年間最優秀選手(MVP)候補にも名を連ねていたが、こちらは惜しくも受賞ならず。レギュラーシーズンを首位で終えたカンザスシティ・カレントからマラウイ女子代表FWテムワ・チャインガが得点王とのダブル受賞を果たしている。

 なお、松窪は29日に開催されるカナダ女子代表とのMS&ADカップ2025に臨むなでしこジャパンにも招集されている。


【快挙】松窪真心がNWSLの年間最優秀MFに!


編集部おすすめ