昨季のプレミアリーグを制したリヴァプールは、今季もスタートこそ悪くなかったものの、9月末からは徐々に勢いが失速。
そんな今節は、既に2度の監督交代を敢行するなど混沌のシーズンを過ごすノッティンガム・フォレストを本拠地『アンフィールド』に迎える。ノッティンガム・フォレストは今季、ヨーロッパリーグ(EL)を除くと、開幕戦を最後に白星から遠ざかる苦しい時期を過ごしていたが、前節はリーズを3-1で撃破。この勢いのまま、プレミアリーグで今季初の連勝を目指す。
リヴァプールに所属する遠藤航がベンチスタートとなった一戦は、序盤からホームチームが主導権を握る。8分にアレクシス・マック・アリスターがビッグチャンスを迎えると、以降もミロシュ・ケルケズやカーティス・ジョーンズらがゴールに迫るシーンを作ったが、仕留めきれない。
間違いなく序盤はリヴァプールのペースで進んだが、先にゴールを奪ったのはノッティンガム・フォレストだった。33分、この試合最初のコーナーキックを獲得すると、左からエリオット・アンダーソンがスピードのあるボールを蹴り込む。ここはボックス内でフィルジル・ファン・ダイクが跳ね返したものの、こぼれ球を拾ったムリージョが左足でシュートを沈める。劣勢を強いられていたノッティンガム・フォレストが先手を取った。
このゴールで勢いに乗ったノッティンガム・フォレストは直後の35分、右サイドからのクロスボールに反応したイゴール・ジェズスが、右足でゴールネットを揺らしたものの、ここはハンドの判定。ゴールは認められない。前半はこのままノッティンガム・フォレストの1点リードで終了した。
後半に入ると、立ち上がりの46分に再びゴールネットが揺れる。46分、左サイド大外の位置でボールを受けたニコラス・ドミンゲスが右足アウトサイドでパスをつけると、ボックス左でパスを受けたネコ・ウィリアムズが、うまくマック・アリスターと入れ替わることに成功。マイナスへの折り返しをニコロ・サヴォーナが押し込み、ノッティンガム・フォレストが大きな追加点を手にした。
ホームでこのまま終わるわけにいかないリヴァプールは55分、イブライマ・コナテを下げてウーゴ・エキティケを投入し、攻撃的な選手の数を増やすも、なかなか決定機を増やせない。
リヴァプールが1点を返せないまま終盤に突入すると、78分にはノッティンガム・フォレストがトドメを刺す。右サイドからカットインしたオマリ・ハッチンソンが、カットインでリオ・ングモハとアンドリュー・ロバートソンの間を突破し、左足でシュートを放つ。強烈な一撃は、この試合がケガからの復帰戦となったGKアリソンに阻まれたものの、こぼれ球をモーガン・ギブス・ホワイトが見逃さず、左足でグラウンダーのシュートをねじ込んだ。
試合はこのままタイムアップ。この結果、リヴァプールはインターナショナルマッチウィーク前の前節マンチェスター・シティ戦(●0-3)に続き、プレミアリーグで今季2度目の連敗を喫した。
この後、リヴァプールは26日、チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第5節でPSVとホームで対戦。ノッティンガム・フォレストは27日、EL・リーグフェーズ第5節でマルメをホームに迎える。
【スコア】
リヴァプール 0-3 ノッティンガム・フォレスト
【得点者】
0-1 33分 ムリージョ(ノッティンガム・フォレスト)
0-2 46分 ニコロ・サヴォーナ(ノッティンガム・フォレスト)
0-3 78分 モーガン・ギブス・ホワイト(ノッティンガム・フォレスト)

![ワールドサッカーダイジェスト 2024年 9/19 号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61iNZutK1hL._SL500_.jpg)




![[ミズノ] フットサルシューズ モナルシーダ NEO SALA CLUB IN ホワイト/レッド 26.5 cm 3E](https://m.media-amazon.com/images/I/51KyBx5v2JL._SL500_.jpg)

![[ミズノ] フットサルシューズ モレリア TF ブラック/ホワイト 26.5 cm 2E](https://m.media-amazon.com/images/I/41P+itybOvL._SL500_.jpg)


