プレミアリーグ第12節が行われ、ニューカッスルとマンチェスター・シティが対戦した。

 リーグ戦連敗中のニューカッスルは、アウェイゲームでの不振が響き、ここまで思うような結果を残せていない状況。
一方のマンチェスター・シティは、開幕直後の躓きから見事に立て直し、気づけば首位アーセナルの背中を視界に捉えた。

 試合は、立ち上がりから一進一退の攻防が続く。ホームのニューカッスルは、13分、26分と、ニック・ウォルトメイドに得点機が訪れるが、いずれもGKジャンルイジ・ドンナルンマの好セーブに遭う。対するマンチェスター・シティもニコ・オライリーの折り返しに合わせたアーリング・ハーランドのシュートはGKの正面を突き、ラヤン・シェルキのリターンパスに合わせたフィル・フォーデンのシュートはわずかに枠を外れた。

 迎えた後半も互いにゴールを脅かす展開を作り出すと、64分に試合の均衡が崩れた。ニューカッスルが中盤でのボール奪取から素早く前に出ると、最後はボックス手前にこぼれてきたボールをハーヴィー・バーンズがゴール左隅に流し込み、ホームチームが先手を奪った。

 しかし、直後の68分、マンチェスター・シティがCKの流れから波状攻撃を仕掛けると、ボックス中央にこぼれたボールをルベン・ディアスが蹴り込み、すぐさま試合を振り出しに戻す。互いに一歩も譲らない展開となるが、その2分後に決勝点が生まれた。70分、CKの流れからセカンドボールを拾ってクロスまで持ち込むと、ウォルトメイドの折り返しにブルーノ・ギマラインスが反応。頭で合わせたボールはバーに阻まれたが、こぼれ球をバーンズが押し込んで、ニューカッスルがすぐに勝ち越した。

 再び追いかける展開となったマンチェスター・シティもなりふり構わずゴールへと迫っていたが、粘り強い対応を見せたニューカッスルの守備をこじ開けることはできずにタイムアップ。ニューカッスルがリーグ戦の連敗を止めると共に、本拠地のセント・ジェームズ・パークでの公式戦連勝を「6」に伸ばした。
一方のマンチェスター・シティは今季4敗目を喫している。

【スコア】
ニューカッスル 2-1 マンチェスター・シティ

【得点】
1-0 64分 ハーヴィー・バーンズ(ニューカッスル)
1-1 68分 ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ)
2-1 70分 ハーヴィー・バーンズ(ニューカッスル)


【動画】6分間のゴールラッシュを締めくくるバーンズの決勝弾!


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