アーセナルは今シーズンの序盤戦、離脱者を出しながらも、ここまで8勝2分1敗で首位を快走中。
アーセナルは代表ウィーク中に負傷したガブリエウ・マガリャンイスに代わり、今夏加入したピエロ・インカピエがセンターバックとして出場。最前線には前節に続きミケル・メリーノが起用された。対するトッテナム・ホットスパーは、3-4-2-1の布陣を採用。右からケヴィン・ダンソ、クリスティアン・ロメロ、ミッキー・ファン・デ・フェンが並んだ。
今季初の『ノースロンドン・ダービー』は、いきなりアーセナルのエベレチ・エゼがチャンスを演出。ブカヨ・サカからパスを受けると、柔らかいパスでデクラン・ライスのチャンスにつなげる。ライスはボレーシュートを放つが、GKグリエルモ・ヴィカーリオがセーブする。
その後も各所で激しい競り合いが繰り広げられなか、試合の均衡を破ったのはアーセナル。ブカヨ・サカの高精度のフリーキックから得点の匂いを感じさせていたが、オープンプレーから先制に成功する。36分、メリーノのスルーパスにレアンドロ・トロサールが抜け出し、体を反転させながらシュートをゴールに流し込んだ。攻撃の手を緩めないアーセナルは42分に追加点。
後半に入ると、トッテナム・ホットスパーのトーマス・フランクが動く。ダンソを下げてシャビ・シモンズを投入し、4バックにシステムを変更。前半、シュート0本に終わったことで布陣を変更したが、それでもこの日のホームチームは止まらなかった。後半開始のキックオフから36秒後、敵陣右サイドで相手をかわしたユリエン・ティンバーが背後へのスルーパスを試みると、ここはブロックされたものの、こぼれ球を即座に回収し、横へ繋ぐ。ゴール前で前を向いたエゼは左足で狙い澄ました一撃を沈め、アーセナルが3点目を奪った。
このまま終わるわけにいかないトッテナム・ホットスパーは55分、ピッチ中央付近でジョアン・パリーニャがスライディングタックルでマルティン・スビメンディのボールを突くと、こぼれ球に反応したリチャーリソンは迷いなく右足を振り抜く。飛び出していたGKラヤのポジションを見逃さず、山なりの技ありシュートを仕留め、トッテナム・ホットスパーが1点を返した。
だが、この日の“主役”はこのまま試合を終わらせることを許さない。76分、GKヴィカーリオからのロングフィードを跳ね返して攻撃へ移ると、ゴール前でトロサールからのパスを受けたエゼが右足一閃。ニアサイドを撃ち抜く一撃でハットトリックを達成し、アーセナルが再びリードを3点に広げた。
試合はこのままタイムアップ。
この後、両チーム26日にチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第5節の戦いが控えている。アーセナルはホームでバイエルンと、トッテナム・ホットスパーは敵地でパリ・サンジェルマンと、それぞれ対戦する。
【スコア】
アーセナル 4-1 トッテナム・ホットスパー
【得点者】
1-0 36分 レアンドロ・トロサール(アーセナル)
2-0 41分 エベレチ・エゼ(アーセナル)
3-0 46分 エベレチ・エゼ(アーセナル)
3-1 55分 リチャーリソン(トッテナム・ホットスパー)
4-1 76分 エベレチ・エゼ(アーセナル)
【ゴール動画】エゼは圧巻のハットトリック

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