マンチェスター・ユナイテッドの本拠地『オールド・トラッフォード』に乗り込んだエヴァートンは序盤にペースを握ったが、13分に自陣ボックス内でのパスミスからブルーノ・フェルナンデスに際どいシュートを打たれると、イドリッサ・ゲイェとマイケル・キーンが口論に。
退場を命じられた後もゲイェの怒りは収まらず、ジョーダン・ピックフォードやイリマン・エンディアイエらチームメイトが仲裁に入る事態に。プレミアリーグの試合での判定についてリアルタイムで解説するXアカウント『Premier League Match Centre』はゲイェの退場理由について「ゲイェの暴力行為によるレッドカードという審判の判定はVARで確認され、キーンの顔面への明確な打撃行為と判断された」と綴っている。
数的不利での戦いを強いられたエヴァートンだったが、29分にキアナン・デューズバリー・ホールが見事なミドルシュートでネットを揺らすと、最後までマンチェスター・ユナイテッドの反撃を許さず、1-0で勝利した。
データサイト『Squawka』によると、プレミアリーグの試合で“仲間割れ”によって退場者が出たのは2008年12月以来およそ17年ぶりとのこと。また、退場者を出しながらも『オールド・トラッフォード』でのマンチェスター・ユナイテッド戦に勝利したのは、今回のエヴァートンが史上初だという。
試合後、レッドカードを提示されたゲイェは自身の公式インスタグラムを通じて次のように謝罪している。
「まずはマイケル・キーンに謝りたい。自分の行動に対してすべての責任を負う。チームメイト、スタッフ、ファン、そしてクラブにも謝罪する。今回の出来事は僕の人格や掲げている価値観を反映するものではない。感情が高ぶってしまった。
なお、エヴァートンを率いるデイヴィッド・モイーズ監督はイギリスメディア『BBC』を通じて、当該の事象について次のように語っている。
「選手同士の言い争いはかなり好きなんだ。彼らにはタフであってほしい。誰かが十分にプレーしていないこと、誰かが正しいことをしなかったことを受け入れてほしくないんだ。勝利を掴むチーム、そして結果をもたらしたあの粘り強さとタフさを求めるのであれば、そうした行動を取る選手も必要だ。彼(ゲイェ)にはミスを犯したことを認める勇気があるし、それを受け入れた。全員で前に進んでいく」
【ハイライト動画】仲間割れで退場も…エヴァートンがマンUに完封勝利!

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