明治安田J2リーグ最終節、ジェフユナイテッド千葉はホームでFC今治と対戦し、5-0と大勝した。千葉の最終順位は3位となり、来週末から始まるプレーオフ経由でのJ1昇格を目指す。
千葉を率いる小林慶行監督は「大声援を受け、選手たちが躍動したゲームを見ることができました。内容としても自分たちがずっと積み上げてきたことをしっかりと表現できた。すごくいいゲームができたと思います」と総括した。

 対する今治は千葉にプレッシャーをかけるべく「狙いました(倉石圭二監督)」と、コイントスに勝利してエンドチェンジを選択する。前半は互いにサポーターが陣取るゴール方向に向かって攻めることとなった。千葉のキャプテン鈴木大輔は「最初から圧力をかけられるので『全開で行こう』と。『前半に畳み掛けて勝負を決める勢いで行こう』という話をしました」と円陣で意思統一を図る。その言葉通り、11分にカルリーニョス・ジュニオがPKを沈めると、31分には「狙い通り」とセットプレーから鈴木が追加点。前半を2-0で折り返し、前半終了時のリアルタイム順位表では首位に立った。

 後半も勢いは止まらずオウンゴール、石川大地、エドゥアルドと3点を加えて5-0と大勝。しかし、ライバルの水戸ホーリーホックが勝利、V・ファーレン長崎が引き分けたため、最終順位は3位となった。「自分たちがやるべきことをやっていれば、何かが起きるものだと。
チーム全体として信じ切っていた部分はあったので、悔しいという気持ちは全員にあるとは思います」と鈴木は代弁。小林監督からは「このチームでまだ活動ができることをポジティブに捉えている」という言葉があり、鈴木も「本当にいいチームになったと思いますし、ここ数週間は『終わっちゃうな』と思って寂しかったところもある」と同調。「まだこの仲間、サポーターと2試合ヒリヒリした戦いができることは、幸せだなと今は思っています」と視線をJ1昇格プレーオフに向けた。

 J1昇格プレーオフ1回戦の相手は、6位のRB大宮アルディージャに決定した。ホーム国立競技場で行われた第14節は1-2と敗れたが、第25節は敵地で1-0と勝利。雌雄を決す今季3度目の対戦となる。大宮について「本当にリスペクトしてますし、一緒に最高の試合をしたい」と鈴木。「すごくいいチームだと思います。個の力も、組織力も、話題性もある。相手に不足はない」と打倒・大宮を誓った。

取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)


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