ブレーメンに所属する日本代表DF菅原由勢がオンライン取材に応じ、FIFAワールドカップ26抽選会、日本代表メンバー入りについて言及した。

 来年6月に開幕を迎えるFIFAワールドカップ26。
グループステージ組み合わせ抽選会は、12月5日(金)日本時間26時~(※6日 2時~)ワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ・センターで行われる。地上波テレビ放送では、NHK総合テレビが生中継。NHK ONEでも同時配信・見逃し配信が行われる。また日本における全104試合の配信権獲得を発表したDAZNも組み合わせ抽選会の模様を無料ライブ配信。またFIFA.com及びFIFA YouTubeチャンネルも含めたすべてのFIFAプラットフォームでも視聴可能となる。

 菅原は「開催国が3カ国(カナダ、メキシコ、アメリカ)ということもありますし、出場国も増えました(※今大会から32カ国→48カ国に拡大)。また今までとは違ったワールドカップになるのかなと思います」と言及。「どこが対戦国でも素晴らしい試合になると思うので、まずは僕自身がワールドカップに相応しい選手になれるように。選ばれるように頑張らないといけないですし、今は個人にフォーカスしてやらなければならない」と熾烈を極めるメンバー争いを見据えた。

 今夏加入したブレーメンでは、右サイドバックのレギュラーとしてリーグ戦11試合に先発出場中。ここまで3アシストを記録しているが、この数値について菅原は「ちょっと物足りない部分はある」という。「シュートを打つ回数、クロスを上げる回数は着実に増えていっています。
それが軌道に乗れば(数値は)増えていくものだと思うので、練習の中で常に意識しながらクオリティにこだわってやっていきたい」とさらなるレベルアップを誓う。「まずは試合に勝つこと。その中で自分の結果を出すことができれば、自ずとレベルは上がっていくと思います。自分のストロングと課題を再認識して、しっかりと一日一日を大切にしながらやっていきたい」と見据えた。

 ワールドカップという大舞台への意識は持ちながらも、日々を大切にしながら成長を遂げることに全力を注ぐ。新天地ドイツで確かな手応えを掴みつつある菅原は、さらなる飛躍を目指して自身のプレーに磨き続ける構えだ。

取材協力=ブンデスリーガ
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)


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