パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるルイス・エンリケ監督が、リーグ・アンで首位陥落したことについて言及した。5日、フランスメディア『ル・パリジャン』が同指揮官のコメントを伝えている。


 リーグ・アン第14節が11月29日に行われ、PSGは敵地で日本代表MF南野拓実の所属するモナコと対戦。68分に先制点を奪われると、試合残り10分間は数的優位に立ったものの、ネットを揺らすことはできず0-1で敗戦を喫した。

 この結果を受けて、PSGはリーグ・アンで首位陥落。4連勝を達成したRCランスが首位に浮上している。そんななか、L・エンリケ監督はリーグ・アン第15節レンヌ戦の前日会見に出席。2位に転落しつつも、「我々より勝ち点1上回っているチームがあるが、問題はない。チームとしてより困難に直面していることがモチベーションになっている。昨シーズンはケガ人が多く出たが、ここまでは順調なシーズンを送れている」と、前向きなコメントを残している。

 6日にレンヌと対戦した後、10日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でアスレティック・ビルバオと対戦するが、「CLでローテーションさせるつもりはない。今、最も重要なのはリーグ・アンだ」と一戦必勝の構えを示した。

 続けて、リーグ戦で2位に位置していることについて問われると、「今はリーグ戦のモチベーションが上がっていると感じている。レンヌ、RCランス、マルセイユ、リヨン、リール、ストラスブール、モナコといったチームと競争しているからだ。
選手と話をしても、そのような感情を持っている」と答えている。


【動画】南野拓実のゴールでPSG撃破



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