5日、FIFAワールドカップ26の組み合わせ抽選会が実施。アメリカのジョン・F・ケネディ・センターには、出場が決定している42カ国の監督や関係者が集い、抽選結果を見守った。
史上初のポット2に入った日本は、グループFに入り、ポット1はオランダ代表、ポット3はチュニジア代表を引くことに。運命のポット4は、欧州プレーオフBを引き、ウクライナ代表、ポーランド代表、アルバニア代表、スウェーデン代表の勝者との対戦となった。なお、欧州プレーオフは2026年3月に行われる。
2022年のカタールW杯にも出場した吉田。再びヨーロッパの2カ国とグループステージで同居することとなり、タフなグループに。その中で日本が目指す戦い方については「前回(カタールW杯)と一緒で、ハイプレスでボールを取りに行ってショートカウンターが1つ。もう1つは、ポゼッションの時間を長くできれば、疲労も軽減できるかなと思います」と、4年前と同様の戦い方を目指しながら、最大で8試合を戦うため、疲労を考慮したマネジメントが重要だとした。
森保一監督は、出場権獲得後の試合に関しては、2試合で選手をローテーションする傾向が強い。これは本大会を見据えて2チーム分の戦力を整えることも関係してくるところ。吉田は森保監督の狙いは疲労の軽減もあるとし、「監督もそれを見越してローテーションを繰り返していると思いますし、2チーム作れる戦力は必要だと思います。
優勝を目標に掲げて戦っている日本代表。本大会まで残り半年となる中で、「全ての選手にとって、カギはコンディショニングなので、良い状態で大会に挑むことが良い結果を残す重要な要素となります」と語る吉田。「カタールとは違って、今回は移動も非常に多くなるので、タフなグループに入って、移動、気温差、髙地、湿度など、色々と不慣れな部分が多いと思う。うまくマネジメントをする必要がある」と、4年前とは環境的にも厳しい部分が出てくることを考慮して準備する必要があるとした。
また「選手たちが各々のチームで試合に出てコンディションを整えて、事前合宿でチームとしてコンディションを上げていくことが必要だと思います」とコメント。アメリカでプレーする中で、自身もまだ現役選手。日本のために吉田の力が必要になることも、この先ありそうだ。

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