柏レイソルのリカルド・ロドリゲス監督が、シーズンを通して戦い抜いた選手たちと、チームを応援し続けたファンに感謝した。

 2025明治安田J1リーグ最終節まで鹿島アントラーズと優勝を争った柏は、ホームでFC町田ゼルビアとの接戦を制して1-0で勝利。
しかし、鹿島も勝利したことで勝ち点差「1」は変わらず、2011年以来のリーグ制覇を果たすことはできなかった。

 ロドリゲス監督は試合後、『三協フロンテア柏』に集ったホームサポーターに向けて挨拶。「みなさん、ありがとうございました。優勝を目指してここまで戦ってきました。あと一歩足りずに優勝できなかったことはとても悔しいです。けれどもこの選手たち、このチームを私は誇りに思います」と、タイトルを逃した悔しさを吐露しつつ、質の高いポゼッションサッカーでJ1リーグとJリーグYBCルヴァンカップでタイトルに近づいた選手たちを労った。

「今シーズンこの選手たちが表現してくれたクオリティの高いサッカー、そしてこのスタジアムでみなさんと感じた熱狂。それを私たちは一生忘れることはないと思います」

「ここにいる選手たち、プレー時間が長い選手だけでなく、私がなかなかプレー機会を与えることができなかった選手たち、全員がトレーニングで毎日、ワンプレーで全力を出し続けたからこそ、今シーズン、チームとして素晴らしいシーズンを過ごすことができました。私は全選手を誇りに思います」

「今シーズンこの選手たちは魅力的なサッカーを表現してくれました。だからこそ誇りに思いますし、今シーズンこそが柏レイソルというクラブに、日本サッカー界に新しい時代を築くスタートを切れたと確信しています。私たちは次のシーズン、必ずタイトルを取れるよう、また改めて頑張っていきたいと思います」

 また、ロドリゲス監督は最後に、「最後のサポーターの皆さんに感謝の気持ちを述べたいです。ホームでもアウェイでも、常に我々の背中を押してくれました。
みなさんの支えが、声援があったからこそ、私たちは戦い抜くことができました。みなさんを幸せにしたいですし、みなさんとタイトルを祝いたいと思います。そのために毎日、努力を引き続き重ねていきたいと思います。アリガトウゴザイマシタ」とファン・サポーターへの感謝を述べ、2026-27シーズンに向けて意気込みを示した。


【ゴール動画】柏vs町田

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