2位の柏レイソルとの勝ち点差は1。引き分けでも優勝を逃す可能性があったなか、鬼木達監督はMF荒木遼太郎を先発に抜擢。8月10日の第25節以来、実に4カ月ぶりの先発となった。
トップ下に入った荒木は、チームの攻撃をコントロールすると、前半にはレオ・セアラのゴールをアシスト。久々の先発でもしっかりと結果を残し、チームの9年ぶりとなるJ1優勝に貢献。自身にとっても初のJ1優勝となった。
おに監督は試合後の記者会見で荒木の先発については「苦しい時期を過ごしたと思いますけど、そこでこのチームから離れることなく、何度か歯を食いしばってついていってやろうというところもありました」とこれまでの苦労について触れ、「最後は、気持ちのところが今日のゲームでも光っていたと思います」と、先発起用が正解だったとした。
荒木は初のJ1優勝について「何にも変えられないぐらい嬉しいです」とコメント。今期も満足いくシーズンではなかったが「やるべきこと、求められていることは理解した上でピッチに立ったんですが、それ以上に今年1年間やってきて、それを全てぶつけようと思ってやりました」と、最後の試合で想いをぶつけられたとした。
2020年に東福岡高校から鹿島に入団した荒木は、1年目で26試合に出場し2得点を記録。2年目には36試合で10得点を記録し、ベストヤングプレーヤー賞を受賞していた。しかし、その後は出番が限られるなど苦しむと、2024年はFC東京へと期限付き移籍。
苦しいシーズンでありながら、最後にはタイトルという形で報われた荒木。そのゴールを呼び込んアシストは、シュートミスにも見えたが「あれはシャペウです(笑)」と冗談を交えてコメント。「見ずにあげたんですが、レオ(・セアラ)と(鈴木)優磨君がいることはわかっていたので、あの2人なら何かしら決めてくれないかなと思っていまし、1点入ったぐらいでは安心できなかったです」と語り、2人のストライカーを信頼してのクロスだったとした。
耐える時期もあった荒木が最後に結果を残せた理由については「あまりマイナスに考えすぎず、試合に出たらやれると思っていました。練習でもチームにはマイナスになるようなことは見せずにやろうと思っていました。常にポジティブに見せながら頑張っていました」と、プラスに考えて踏ん張っていたシーズンだったと振り返った。その中で、鬼木達監督の下で成長した点については「我慢強さはついたと思います。出られない時期も経て、メンタル面は鍛えられたと思います」とコメント。「先のことは考えずに1試合1試合やっていました。出た試合で何かやらなきゃと思っていて、それが今日出せて良かったです」と、我慢しながらも積み上げたものが、最後は花開く結果となった。
取材・文:菅野剛史(サッカーキング編集部)
【動画】荒木遼太郎のノールックパスをレオ・セアラがボレー!

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