アスレティック・ビルバオは6日、ラ・リーガ第15節でアトレティコ・マドリードと対戦し、1-0で勝利した。だが、同試合でスペイン代表DFアイメリク・ラポルテが負傷。
スペインメディア『マルカ』によると、来月に控えたスーペルコパ・デ・エスパーニャに間に合わない可能性があるという。

 試合はスコアレスで迎えた終盤の85分、左サイドでボールを持った同代表FWニコ・ウィリアムスの横パスから、同FWアレックス・ベレンゲルが左足でミドルシュートを沈めると、このゴールが決勝点となり、1-0でタイムアップ。前節、レアル・マドリードに0-3と力の差を見せつけられたあと、同じマドリードに本拠を置く強豪とのゲームを制した。

 しかしながら、同試合の31分、ラポルテが負傷。アルゼンチン代表DFナウエル・モリーナとのボディコンタクトの後、左太ももを抑えてピッチに倒れ込み、同代表DFダニエル・ビビアンとの交代でピッチを後にした。

『マルカ』によると、ラポルテは左ハムストリングの負傷の可能性が高く、最低でも1カ月程度の離脱を強いられる見込み。10日に控えたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第6節のパリ・サンジェルマン戦を筆頭に、年内に控えた公式戦の3試合は間に合わない可能性が高い。加えて、来年1月7日から11日にサウジアラビアでの開催を控えたスーペルコパ・デ・エスパーニャも欠場のおそれがあるという。アスレティック・ビルバオは現地時間7日、同大会の準決勝でバルセロナと対戦するが、同試合のピッチにラポルテの姿がなくとも不思議ではなさそうだ。

 今夏、アル・ナスルを退団し、約7年半ぶりに古巣のアスレティック・ビルバオへ戻ってきたラポルテ。今季はここまでラ・リーガで10試合、CLで2試合に出場していた。

 なお、次のPSG戦は同DFアイトール・パレデスが出場停止のため、出場可能なセンターバックはビビアンのみの状況。
『マルカ』は左サイドバックを本職とする同DFユーリ・ベルチチェをセンターバックで起用する可能性を指摘。もしくは、カンテラ(育成組織)で研鑽を積む選手たちが、昨季のCL王者とのゲームで先発に名を連ねるかもしれない。


【ハイライト動画】ビルバオは終盤の一撃でアトレティコ撃破



編集部おすすめ