ウルヴァーハンプトン(ウルブス)を率いるロブ・エドワーズ監督が、マンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。8日、イギリスメディア『スカイ』がコメントを伝えている。


 プレミアリーグ第15節が行われ、ウルブスはホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。試合は25分にブルーノ・フェルナンデスの得点でアウェイチームが先制したものの、ウルブスも前半アディショナルタイムにジャン・リクネル・ベルガルドが同点弾をマーク。しかし、後半に入るとマンチェスター・ユナイテッドの攻撃陣が爆発。ブライアン・ムベウモとメイソン・マウントの追加点やB・フェルナンデスにも2点目が生まれ、ウルブスは1-4の敗北を喫した。

 マンチェスター・ユナイテッド戦でリーグ戦6試合ぶりのゴールを記録したものの、結果的には8連敗となったウルブス。今季開幕から未勝利が続く同クラブは、現在勝ち点「2」の最下位に沈んでおり、早くもプレミアリーグ残留に黄色信号が灯っている。

 試合を振り返ったエドワーズ監督は、「全体的なクオリティに関しては差があった」と総括。「前半終盤に立て直して流れを取り戻したにも関わらず、後半をあのような形で始めてしまったのは本当に理解しがたい」と述べつつ、「最初の3失点のいくつかの場面は、子どもの試合を見ているようだった。このレベルであんなことをしていたら勝てるはずがない」と口にした。

 また、サポーターの不満に対しては、「彼らは長い間、自分たちのチームが勝つところを見ていない。怒りや苛立ちは完全に理解できる。もし私がサポーターだったら、私自身も怒っていただろう」とコメント。
続けて、「私にできるのはチームのことを考え、少しでも自信と信念を取り戻せるよう助けることだけだ。それが私の集中できる唯一のことだ」と改善を誓っている。
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