2025明治安田J1リーグを4位で終えた広島は、ACLEリーグフェーズでここまで2勝2分1敗という成績を収め、決勝トーナメント進出圏内につけている。
試合は立ち上がりからオープンな展開に。8分にはウー・シーのスルーパスからアンドレ・ルイスに抜け出されてGK大迫敬介と1対1のピンチを迎えるも、シュートは枠の上へ外れて事なきを得る。直後の10分には塩谷司が対角に蹴ったロングフィードからチャンスを作り、菅大輝の折り返しに最後は中村草太が合わせたが、シュートを枠内に飛ばすことができなかった。
一進一退の攻防が続く中、26分にはバックパスのミスをサウロ・ミネイロに拾われ、A・ルイスの強烈なシュートが右ポストを直撃。何とかピンチを凌いだ広島は38分、田中聡の縦パスを受けた川辺駿がワンタッチでフリックし、ジャーメイン良が相手DFラインの背後に抜け出す。相手GKのクリアボールを拾った菅が空いたゴールへボレーシュートを放ったが、素早くカバーした相手DFにクリアされて先制点とはならなかった。
スコアレスで迎えた後半も拮抗した展開が続く。48分、広島は敵陣内で田中がボールを奪取し、川辺の絶妙なスルーパスに抜け出した中村がGKとの1対1を制してネットを揺らしたが、惜しくもオフサイドの判定。59分にはGK大迫のキックをジャーメインが頭で繋ぎ、右サイドを持ち上がった新井直人がボックス内右の木下康介へ展開する。木下の柔らかいクロスに菅が頭で合わせたが、相手GKの好セーブに阻まれた。
攻勢を強める広島は78分、波状攻撃から左CKを獲得すると、新井が右足インスイングの柔らかいクロスを供給。ファーサイドから飛び込んできた荒木隼人が打点の高いヘディングシュートを叩き込み、ようやく先制に成功した。その後は追加点こそ奪えなかったものの、ボールを保持しながら時計の針を進め、試合は1-0で終了。広島はスキッベ監督のラストマッチを勝利で飾った。
次節は来年2月10日に行われ、広島はジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)、上海申花はFC町田ゼルビア(日本)といずれもホームで対戦する。
【スコア】
サンフレッチェ広島 1-0 上海申花
【得点者】
1-0 78分 荒木隼人(サンフレッチェ広島)

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