G大阪は2025明治安田J1リーグで17勝6分15敗の成績を残し、9位でシーズンを終えたG大阪。
試合は序盤からG大阪が主導権を握ると、22分にはビッグチャンスを構築。敵陣中央まで降りてボールを引き出したイッサム・ジェバリが反転してスルーパスを送ると、抜け出した食野亮太郎が左足でゴールネットを揺らす。だが、反転はオフサイド。映像で見ると食野のポジションはオンサイドのようにも見えたが、ACL2のグループステージにはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入されていないため、“幻のゴール”となってしまった。
その後もジェバリ、名和田我空、黒川圭介らがゴールに迫る場面を作ったが、均衡を破るには至らない。40分には最終ラインの福岡将太の前でボールを攫われ、ンジヴァ・ラコトハリマララに抜け出されたが、1対1のピンチはGK東口順昭が“スーパーセーブ”で凌いでみせる。前半はスコアレスで終了した。
後半に入ると、立ち上がりの53分に均衡が破れる。敵陣中央で美藤倫がセカンドボールを拾ったところから、食野を経由し、右サイドを駆け上がってきた半田陸にボールが渡る。半田が浮き球のボールを上げると、最後はファーサイドで待っていた名和田我空がヘディングシュートをねじ込んだ。
終盤に入った78分には、敵陣で持ち前のスピードを見せつけた山下諒也が、相手のバックパスをインターセプト。自らボックス内に持ち込むと、冷静に右足で流し込み、G大阪がリードを広げた。
試合はこのままタイムアップ。この結果、G大阪はACL2のグループFを6戦全戦で終え、ポヤトス監督のラストマッチを白星で飾った。
なお、決勝トーナメントの組み合わせ抽選会は今月30日に開催予定。ラウンド16の第1戦は来年2月11日もしくは12日に開催される。
【スコア】
ガンバ大阪 2-0 ラーチャブリー
【得点者】
1-0 53分 名和田我空(ガンバ大阪)
2-0 78分 山下諒也(ガンバ大阪)
【ゴール動画】名和田我空&山下諒也がACL2で2試合連続ゴール!

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