前節終了時点で9勝4分3敗の成績を残し、勝ち点「31」を積み上げて4位につけるアトレティコ・マドリード。
今節は、3勝6分6敗の勝ち点「15」で16位に沈むバレンシアを本拠地『リヤド・エア・メトロポリターノ』に迎える。試合立ち上がりはバレンシアが良い入りを見せ、キックオフ直後には敵陣でボールを奪ったウーゴ・ドゥロが決定機を迎えたが、ループシュートはクロスバーに嫌われた。
序盤の良い時間帯の中でバレンシアが先手を取れずにいると、アトレティコ・マドリードがセットプレーで試合を動かす。17分、右コーナーキックの場面で、ペナルティエリア左にスペースが発生すると、セカンドボールにいち早く反応したコケが、冷静にゴール左下にシュートを流し込んだ。
アトレティコ・マドリードが先手を取るも、バレンシアも34分に反撃へ。ペナルティエリア内でこぼれ球を拾ったフィリプ・ウグリニッチがシュートを放つと、ペペルがコースを変えてゴールに押し込んだものの、直前のプレーでウーゴ・ドゥロのオフサイドが取られ、得点は認められない。前半はこのままアトレティコ・マドリードの1点リードで終了した。
後半に入ると、バレンシアが“正真正銘の”同点ゴールをゲット。63分、敵陣左サイドでボールを持ったアンドレ・アルメイダとのパス交換から、ペナルティエリア手前でルーカス・ベルトランが顔を上げると、細やかなタッチで相手を抜き去ってから右足一閃。強烈なミドルシュートを叩き込み、試合を振り出しに戻した。
ホームで白星を逃すわけにはいかないアトレティコ・マドリードは、失点直前の59分よりピッチに立っていた“スーパーサブ”が大仕事。74分、マルク・プビルからの浮き球スルーパスでアントワーヌ・グリーズマンが背後へ抜け出すと、つま先でのトラップから左足で豪快な一撃を突き刺し、アトレティコ・マドリードが勝ち越しに成功した。
直後にはアレクサンダー・セルロートがトドメの3点目を奪ったかと思われたが、ここはオフサイドにかかって得点は認められない。それでも、バレンシアに2点目は許さず、試合は2-1でタイムアップを迎えた。
アトレティコ・マドリードはホームで連敗をストップし、3試合ぶりの白星を手にした。一方、直近はドローゲームが多かったバレンシアとしては、これが5試合ぶりの黒星となった。
この後、両チームはミッドウィークにコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の戦いを控えている。アトレティコ・マドリードは17日にバレアレスと、バレンシアは16日にスポルティング・ヒホンと、それぞれ敵地で対戦する。
【スコア】
アトレティコ・マドリード 2-1 バレンシア
【得点者】
1-0 17分 コケ(アトレティコ・マドリード)
1-1 63分 ルーカス・ベルトラン(バレンシア)
2-1 74分 アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)

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