スコアレスで迎えた69分、千葉はスローインの流れから石川大地が右サイドへ大きく展開。右サイドを駆け上がった髙橋壱晟のクロスを、カルリーニョス・ジュニオが頭で合わせ、これが決勝ゴールとなった。髙橋は「サイドに出すとか、もう少し運ぶとか、いろいろな選択肢がありました。その中で一番良いところにカル(カルリーニョス・ジュニオ)が走り込んでくれて、うまく合わせることができました」と振り返り、「一番良いところを見つけられたと思います」と胸を張った。
髙橋は青森山田高校卒業後の2017年に千葉でプロキャリアをスタート。レノファ山口FC、モンテディオ山形への期限付き移籍を経て、2020年に千葉へ復帰した。2023年からは、現在コーチを務める坂本將貴氏らが背負ってきた伝統の背番号「2」を継承。今や千葉を象徴する存在となっている。J1昇格を告げるタイムアップの瞬間については、「いや、やっとだなって感じでした。嬉しいというより、やり切ったという思いでした。すぐに涙が出てきました」と明かした。
これまでプレーメーカーとして注目を浴びていた髙橋だが、小林慶行監督のもとで右サイドバックにコンバートされた。
【ゴール動画】カルリーニョス・ジュニオが値千金の先制弾!

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