ブンデスリーガ第14節が13日に行われ、フランクフルトとアウクスブルクが対戦した。

 フランクフルトはここまでリーグ戦13試合を戦い、6勝3分け4敗の勝ち点「21」でリーグ7位につけている。
しかし、直近の公式戦4試合は未勝利が続いており、最後の勝利は11月22日に行われた第11節のケルン戦。ここで嫌な流れを断ち切ることはできるか。堂安律は、この試合にも右サイドとして先発出場を果たした。

 試合は、立ち上がりからフランクフルトが積極的にハイプレスを仕掛けていく。開始すぐの2分、アウクスブルクが右CKの流れからクリスマン・マツィマがヘディングでゴールネットを揺らす。しかし、これはオフサイドの判定で取り消される。

 その後はフランクフルトがボールをコントロール。対するアウクスブルクは5-3-2で守備を構え、DFラインの背後を狙うロングパスから得点を狙うという構図となり、拮抗した状況が続く。結局、前半はお互いに相手の守備を崩し切ることができず、0-0のまま終えた。

 先制点がほしいフランクフルトは、ハーフタイムに2枚替えを実施。マリオ・ゲッツェとファレス・シャイビに代わり、後半からジャン・ウズンとナサニエル・ブラウンがピッチに入った。

 また、フランクフルトは62分、主将のロビン・コッホが負傷交代するというアクシデントが発生。
これと同時にマフムド・ダフードもベンチに下がり、オーレル・アメンダとオスカー・ホイルンドが途中出場する。

 均衡が破れたのは68分だった。右サイドに張っていたO・ホイルンドが堂安律にボールを預けると、相手選手のプレスをかわしながらボックス内にカットイン。左足から放たれたシュートは、相手選手にディフレクションしながらゴール左隅に決まり、フランクフルトがようやくゴールをこじ開けた。

 アウクスブルクは86分に左CKからノアカイ・バンクスがゴールネットを揺らしたものの、オフサイドで得点は取り消しされ、同点とはならず。試合はこのまま終了し、堂安律が得点したフランクフルトが、1-0でアウクスブルクに勝利。暫定ながらリーグ5位に浮上した。

 次節は20日に行われ、フランクフルトはアウェイでハンブルガーSV、アウクスブルクはホームでブレーメンとそれぞれ対戦する。

【スコア】
フランクフルト 1-0 アウクスブルク

【得点者】
1-0 68分 堂安律(フランクフルト)


【動画】堂安律がカットインから左足一閃! チームを勝利に導く


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