ラ・リーガ第16節が13日に行われ、バルセロナとオサスナが対戦した。

 首位を走るバルセロナはリーグ戦6連勝と勢いに乗っており、前節終了時点で2位レアル・マドリードとの勝ち点差を「4」としている。
この差をさらに広げるため、ホームで着実に勝ち点を積み上げたいところだ。

 敵地に乗り込んだオサスナは、ここまでリーグ戦15試合を戦って4勝3分け8敗のリーグ15位につけている。強敵との対戦となるが、リーグ戦連勝を達成できるか。

 試合はバルセロナが主導権を握る展開に。すると23分、バルセロナは右コーナーキックの場面でショートコーナーを選択。そこからパスをつなぎ、マーカス・ラッシュフォードが敵陣左ハーフスペースから浮き球のパスをボックス内に送る。フェラン・トーレスがこれに頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。バルセロナが先制したかに思えたが、右コーナーキックをショートでつないだ時点でオフサイドがあったとして、得点は取り消された。

 その後もゴールに迫り続けたバルセロナ。しかしオサスナのGKセルヒオ・エレーラの好セーブもあって得点には至らず、前半は両チームともにスコアレスで終える。

 後半に入ってからも、ボール支配率で大きく上回るバルセロナが試合のペースを握る。対するオサスナも最後の最後で得点を許さず、カウンターの機会をうかがう。


 均衡が崩れたのは70分。バルセロナのペドリがハーフウェイライン付近からドリブルでボールを持ち運ぶと、ボックス前でパスをもらったハフィーニャがバイタルエリアから左足を振り抜き、ゴール右隅にシュートを沈めた。

 さらに86分、ジュール・クンデがボックス内に抜け出してラミン・ヤマルからのパスをワンタッチでクロス。これをアレハンドロ・カテナがクリアしたが、そのボールはゴール前に詰めていたハフィーニャのもとに。これを落ち着いてゴールに押し込み、バルセロナが加点した。

 試合はこのまま終了。バルセロナが2-0でオサスナに勝利し、リーグ戦の連勝を「7」に伸ばしたほか、公式戦でも5連勝とした。

 この後、両チーム共にコパ・デル・レイ3回戦に臨む。バルセロナは16日にアウェイでグアダラハラ(3部)と対戦。オサスナは17日にアウェイでウエスカ(2部)と対戦する。

【スコア】
バルセロナ 2-0 オサスナ

【得点者】
1-0 70分 ハフィーニャ(バルセロナ)
2-0 86分 ハフィーニャ(バルセロナ)


【動画】ハフィーニャがドブレーテ! バルセロナvsオサスナ




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