今夏のプレシーズン中に負傷が発覚して以来、再発を繰り返していたパーマーは、そけい部に慢性的な問題を抱えていたことから、9月20日に行われたプレミアリーグ第5節のマンチェスター・ユナイテッド戦に出場したのを最後に戦列を離脱。その後、復帰目前となっていた頃に自宅でドアに足をぶつけて、利き足である左足の小指を骨折してしまう不慮の事故もあり、幸いにも大きな問題にはならなかったものの、復帰は先延ばしとなっていた。
そんななか、今月3日に行われたリーズ戦に途中出場して復帰を果たすと、復帰後3試合目となった13日に行われたプレミアリーグ第16節のエヴァートン戦では先発出場し、21分に左足で復帰後初得点となる先制点を挙げ、58分までのプレーながら、2-0での勝利に貢献を果たした。
リーグ戦では9月13日に行われたブレントフォード戦以来、3カ月ぶりに得点を決めた試合後、パーマーは「まだベストな状態とは言えない。まだケガと闘っている。段々と良くなっていけばいいけど、まだ少し時間がかかると思う」と今季苦しめられているそけい部の問題をまだ抱えていることを明かした。
「良くはなってきている。クラブの理学療法士と一緒に色々なことをやっている。ただ、あまり急な無理をしないように気をつけている。文字通り、一日一日を大切に過ごしている。良くなることを願っているよ」
なお、本拠地『スタンフォード・ブリッジ』で開催されたエヴァートン戦ではイングランド代表のトーマス・トゥヘル監督が観戦に訪れていたことが明らかになっており、同監督の前で復活に向けたアピールに成功したパーマーだが、FIFAワールドカップ26に向けた熾烈なポジション争いはまだあまり気にしていないことを強調した。
「正直言って、あまり先のことは考えていない。
【ハイライト動画】復帰のパーマーが3カ月ぶりのゴール!

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