川崎フロンターレは17日、アビスパ福岡からMF紺野和也が完全移籍で加入することをクラブ公式サイトで発表した。

 現在28歳の紺野は、左利きの右ウインガー。
身長161センチメートルと小柄だが足元の技術に優れ、小回りの利く切れ味鋭いドリブルで福岡の攻撃を司った。

 法政大学卒業後の2020年からFC東京に加入し、1年目にリーグカップ優勝を経験するなど、同クラブで公式戦通算52試合に出場。2023年、長谷部茂利監督が率いていた福岡に加入し、初年度にクラブにとっては史上初、自身にとっては2度目のリーグカップ制覇を成し遂げた。福岡では公式戦通算124試合に出場し、16ゴールを記録した。

 川崎Fで再び長谷部監督とタッグを組むことになった紺野は、同クラブの公式サイトを通じて次のように意気込みを示した。

「アビスパ福岡から来ました紺野和也です! 日々の練習からいろいろなものを吸収して、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります!」

 また、3シーズンを過ごした福岡からの退団に際し、同クラブの公式サイトを通じてもコメントした。

「3年間ありがとうございました! 今年は思い描いていたようなシーズンにはできませんでしたが、3年間アビスパ福岡でプレーできて幸せでした。みなさんと1つ目の星をユニフォームにつけることができた事を誇りに思います。次は相手になりますが、スタジアムで会える事を楽しみにまた頑張っていきたいと思います! この3年間で福岡が大好きになりました。本当にありがとうございました!」
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