レアル・ソシエダは14日、セルヒオ・フランシスコ監督の解任を発表した。

 フランシスコ監督はこの夏、約6年半クラブを率いたイマノル・アルグアシル前監督の後任として、レアル・ソシエダBから昇格を果たした。
しかし、今季は16試合が消化したリーグ戦で4勝4分8敗の勝ち点「16」と振るわず、15位に低迷。14日の段階では、降格圏内である18位ジローナと勝ち点差「1」の位置にいる。

 12日に行われたラ・リーガ第16節ではジローナとの一戦に臨んだものの、1-2で逆転負けを喫していた。すると、スペインメディア『マルカ』は、フランシスコ監督の解任の可能性を報じていたが、14日、正式に解任が決定。指揮官とともに、アシスタントコーチを務めるイオス・リバス氏もチームを離れることになった。

 クラブは公式サイトを通じ、「セルヒオ・フランシスコ氏がクラブ在籍中に示していたプロ意識、努力、献身性に深く感謝の意を表します」と、11年以上にわたり、レアル・ソシエダを指導者として支えてきた功績に感謝の言葉を綴った。

 そして、クリスマス休暇までの2試合はBチームを指揮するジョン・アンソテギ氏が暫定的にトップチームを率いると伝えられている。次戦は16日に行われ、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)2回戦でCDエルデンセと対戦し、20日には敵地でレバンテとの一戦を控えている。
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