プレミアリーグ復帰初年度のリーズはここまで15試合を消化し4勝3分8敗。
ブレントフォードが時間の経過とともにボール保持率を高める中、リーズは28分にGKルーカス・ペリからのロングキックを起点にチャンスを創出。ピッチ中央でボールがこぼれると、相手のバックパスのカットしたノア・オカフォーがスピードに乗ってフィニッシュまで持ち込んだが、GKクィービーン・ケレハーの好セーブに阻まれる。3分後には左に開いたオカフォーが縦方向に仕掛けてから中央へ折り返したが、ここもGKケレハーが左足で弾き出した。
なかなかチャンスを作れないブレントフォードは35分、マティアス・イェンセンの柔らかいクロスに反応したダンゴ・ワッタラがボックス内でガブリエル・グドムンドソンに倒され、主審はPKを宣告。しかし、オンフィールドレビューの結果、先にワッタラのオフサイドがあったとしてPKは取り消された。42分のキーン・ルイス・ポッターのシュートもGKペリに阻まれ、前半はスコアレスで終了した。
後半の立ち上がりはリーズがセカンドボールの回収率を高めて押し込む展開となるが、前半と同様にブレントフォードが徐々に主導権を握り返す。迎えた70分、GKケレハーのロングフィードを起点にミッケル・ダムスゴーが左サイドで起点を作ると、スルーパスに抜け出したリコ・ヘンリーからのグラウンダーのクロスにジョーダン・ヘンダーソンがダイレクトで合わせ、ブレントフォードが先制に成功した。
失点直後、リーズはウィルフリード・ニョントとブレンデン・アーロンソンを投入し、田中はピッチを後に。攻勢を強める中で迎えた82分、右に開いたニョントのピンポイントクロスにカルヴァート・ルーウィンが頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。カルヴァート・ルーウィンは4試合連続ゴールとなっている。試合はこのまま1-1で終了し、両チームが勝ち点を分け合う結果となった。
次節は20日に行われ、ブレントフォードはアウェイでウルヴァーハンプトン(ウルブス)、リーズはホームでクリスタル・パレスと対戦する。
【スコア】
ブレントフォード 1-1 リーズ
【得点者】
1-0 70分 ジョーダン・ヘンダーソン(ブレントフォード)
1-1 82分 ドミニク・カルヴァート・ルーウィン(リーズ)
【ハイライト動画】田中碧は先発出場…リーズが終盤にブレントフォードに追いつく

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