開幕からここまで7勝2分6敗と勝ち点の取りこぼしが目立ち、10月にアドルフ・ヒュッター前監督の解任に踏み切ったモナコ。
立ち上がりからマルセイユが主導権を握り、6分にはエメルソン・パルミエリのクロスからピエール・エメリク・オーバメヤンに決定機が到来。至近距離からのシュートは枠の上に外れたが、その後もメイソン・グリーンウッドらを起点に攻め込んでいく。対するモナコは時間の経過とともに相手のビルドアップを引っ掛けるシーンが増え、32分にはヴァンデルソンが自陣右サイドから蹴ったロングフィードを南野が抜け目なく狙ったが、惜しくもシュートまで持ち込めなかった。
42分には南野がボールを奪ったところからマグネス・アクリウシェ、ラミン・カマラと繋いで素早く左サイドのアレクサンドル・ゴロビンへ展開。斜めのランニングでボックス内へ侵入したアクリウシェがファーサイドへ折り返し、待ち構えていた南野がコントロールから左足を振ったが、シュートは惜しくもGKの正面を突き、先制点とはならなかった。その後もいくつかチャンスを作ったモナコだが、決め切ることができず、前半はスコアレスで終了した。
後半開始直後、ファラリン・バログンへスルーパスを通した南野がリターンを受けてボックス内中央へ侵入。しかし、左足のシュートは惜しくも枠の右へ外れ、決定機を生かすことができない。
ピンチを凌いだマルセイユも徐々に盛り返し、60分過ぎからはややオープンな展開が続く。69分、カウンターからグリーンウッドが時間を作り、最後はオーバメヤンがボックス手前中央から右足を振ったが、強烈なシュートはGKルーカス・フラデツキーが枠外へと弾き出す。対するモナコは74分、後方からのロングフィードを受けた南野が絶妙なファーストタッチでボックス内へ抜け出すも、シュートはGKルジのビッグセーブに阻まれた。
80分、モナコは複数人が絡んだ連携からバログンが抜け出してネットを揺らすも、オフサイドの判定で得点ならず。するとその直後にはマルセイユが攻め込み、中盤から駆け上がったピエール・エミール・ホイビュアからのラストパスをグリーンウッドがゴール右上へ豪快に蹴り込み、先制に成功した。ビハインドを負ったモナコは反撃に出るも、GKルジの好セーブもありネットを揺らせず。試合はこのまま1-0で終了した。
次節、マルセイユは1月4日にナント、モナコは3日にリヨンといずれもホームで対戦する。
【スコア】
マルセイユ 1-0 モナコ
【得点者】
1-0 82分 メイソン・グリーンウッド(マルセイユ)

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