スコティッシュ・リーグカップ決勝が14日に行われ、セルティックは1-3でセント・ミレンに敗戦した。

 旗手怜央と前田大然が先発出場したセルティックは、開始すぐの2分に先制されたが、21分に旗手の得点で試合を振り出しに戻した。
しかし、セント・ミレンのジョナ・アユンガに64分、76分と得点され、1-3で敗れた。

 昨季の同大会王者として臨んだセルティックだったが、これで連覇とはならず。一方のセント・ミレンは、2012-13シーズン以来となるクラブ史上2度目の優勝を果たした。

 また、セルティックはマーティン・オニール暫定監督の退任後、ウィルフリード・ナンシー新監督が指揮を執ってから7日のスコティッシュ・プレミアシップ第16節のハーツ戦、11日のヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第6節のローマ戦、そしてこの試合と公式戦3連敗を喫している。リーグでは消化試合数が2つ少ないものの、首位ハーツとは勝ち点差「6」の2位、ELでは決勝トーナメントプレーオフ進出圏内のリーグフェーズ24位につけているものの、同圏外の25位ディナモ・ザグレブとは勝ち点で並ばれており、苦しい状況が続いている。

 そのナンシー新監督は試合後、イギリス『BBC』のインタビューに対して「良いプレーはあったが、勝利には至らなかった。苦戦し、セットプレーから失点した」と振り返り、「物事が思い通りに進まないときこそ、結果の先を見据えなければならない。完璧なパフォーマンスを発揮するため、何を改善すべきかを見極めなければならない。そのために、私は選手たちをサポートしていきたいと思っている」と語った。

 なお、セルティックは17日、スコティッシュ・プレミアシップ第17節で敵地にてダンディー・ユナイテッドと対戦する。


【ハイライト動画】旗手の同点弾は実らず…セント・ミレンvsセルティック


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