オビエドは14日、ルイス・カリオン監督との契約解除を発表した。また、後任は未定となっている。


 24年ぶりにラ・リーガに戻ってきたオビエドは、昇格プレーオフ制覇の立役者であるヴェリコ・パウノヴィッチ監督の下でシーズンを始めたものの、第8節終了時点で2勝6敗の成績で解任。後任として招へいしたのが、ルイス・カリオン氏だった。結果を残した2023-24シーズン以来2度目の指揮となったが、初陣の第9節エスパニョール戦を皮切りに、リーグ戦4分4敗の8試合未勝利で、降格圏の19位に低迷。また、その間に行われたコパ・デル・レイ1回戦で、下位カテゴリーのクラブに金星を献上しており、14日の第16節セビージャ戦に0-4で敗れたことで、再就任から2カ月持たずに任を解かれることとなった。

 なおスペイン紙『マルカ』によると、後任最有力はギジェルモ・アルマダ氏とのことだ。現在、セグンダに所属するバジャドリードを率いるウルグアイ人指揮官を引き抜くために、契約解除金を支払う意向があると併せて伝えている。

 スペイン・バルセロナ出身のカリオン氏は現在46歳。現役引退後にエスパニョールの女子チームで指導者キャリアを始めた後、コルドバやカルタヘナの監督を歴任。前述した通り、オビエドを率いた2023-24シーズンはセグンダ6位で、昇格プレーオフに進出。惜しくも決勝戦で敗れたが、スペイン国内での評価は上昇した。その甲斐もあって、昨シーズンはラス・パルマスでラ・リーガに初挑戦したものの、9試合で解任の憂き目に遭っていた。
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