14日のブンデスリーガ第14節マインツ戦にスタメン出場した、バイエルンのDF伊藤洋輝について、現地メディアが評価を下している。

 ブンデスリーガ第14節が14日に行われ、バイエルンはマインツと対戦。
先月下旬に中足骨骨折のケガから復帰した伊藤は、この試合で今年3月のボーフム戦以来9カ月ぶりのスタメン出場となると、61分までプレーした。なお、バイエルンは2-2の引き分けに終わり、リーグ戦での連勝が『3』でストップした。

 試合後、ドイツメディア『Absolut Fussball』は、ケガから復帰後初スタメンかつ、最多となる61分間プレーした伊藤に言及。「彼は長期のケガから立ち上がり、ドイツ王者のスタメンに復帰した」と前置きした上で、「先月復帰した後、今夜のスタメン出場は完全復活に向けた新たな一歩となる」と期待。ただし、「90分間フル出場するにはまだ不十分のようで、60分過ぎに、同じく長期離脱明けのアルフォンソ・デイヴィスと交代した」とも記した。

 また、地元メディア『TZ』は「この日本人は、まだ必要な自信を発揮しているとはいかないが、数カ月の苦難の末、マインツ戦でスタメンに復帰し、その存在感を十分に示した。彼は、自分の仕事をきちんと遂行していた」と及第点だったと綴っている。

 そんな伊藤を擁するバイエルンの次戦は、21日の第15節ハイデンハイム戦となる。
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