Jリーグは15日、『明治安田百年構想リーグ』の組み分けを発表した。

 秋春制元年の2026-27シーズンに向けた移行に伴い、来年2月から特別大会と銘打った『明治安田百年構想リーグ』を開催するJリーグ。
そして15日、同大会の地域リーグラウンドにおいて、J1を2つのグループに、J2・J3を4つのグループに分けることが発表されていたなか、ついに各グループの組み分けが決定した。

 J1のEASTは、昇格組の水戸ホーリーホックジェフユナイテッド千葉を含めた、関東地方に本拠を構える10クラブに決定。対するWESTは、清水エスパルス名古屋グランパスの東海地方のクラブから、アビスパ福岡V・ファーレン長崎の九州地方のクラブまでが同居することとなった。

 またJ2・J3の組み分けに関しては、「降雪地域クラブの分散や、同じ都道府県のクラブは同グループとするなどの地域特性を考慮し調整を行った」とした上で、EAST-AとEAST-B、WEST-AとWEST-Bという分け方に決定。J参入を果たしたレイラック滋賀は、九州地方の7クラブが入ったWEST-Bに組み込まれている。

 来年2月から6月にかけて開催される『明治安田百年構想リーグ』は、地域リーグラウンドとプレーオフラウンドの2部構成となる。前者でJ1を2つ、J2・J3を4つのグループに分け、ホームアンドアウェイ方式のリーグ戦を実施。その後、各グループの同順位同士による後者へと移り、最終順位を決定する。なお、J1百年構想リーグの優勝クラブには2026-27シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート出場権が与えられるほか、同大会による昇降格はない。

 各グループの組み分けは以下の通り。

■明治安田J1百年構想リーグ
▼EAST
水戸ホーリーホック
鹿島アントラーズ
ジェフユナイテッド千葉
柏レイソル
浦和レッズ
FC東京
東京ヴェルディ
FC町田ゼルビア
川崎フロンターレ
横浜F・マリノス

▼WEST
清水エスパルス
名古屋グランパス
京都サンガF.C.
ガンバ大阪
セレッソ大阪
ヴィッセル神戸
ファジアーノ岡山
サンフレッチェ広島
アビスパ福岡
V・ファーレン長崎

■明治安田J2・J3百年構想リーグ
▼EAST-A
ヴァンラーレ八戸
ブラウブリッツ秋田
ベガルタ仙台
モンテディオ山形
栃木シティ
栃木SC
ザスパ群馬
横浜FC
湘南ベルマーレ
SC相模原

▼EAST-B
北海道コンサドーレ札幌
いわきFC
福島ユナイテッドFC
RB大宮アルディージャ
ヴァンフォーレ甲府
松本山雅FC
AC長野パルセイロ
藤枝MYFC
ジュビロ磐田
FC岐阜

▼WEST-A
アルビレックス新潟
カターレ富山
ツエーゲン金沢
FC大阪
奈良クラブ
カマタマーレ讃岐
徳島ヴォルティス
高知ユナイテッドSC
FC今治
愛媛FC

▼WEST-B
レイラック滋賀
ガイナーレ鳥取
レノファ山口FC
ギラヴァンツ北九州
サガン鳥栖
大分トリニータ
テゲバジャーロ宮崎
ロアッソ熊本
鹿児島ユナイテッドFC
FC琉球
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