アル・カーディシーヤは16日、ブレンダン・ロジャーズ氏をトップチームの新指揮官に任命したことを発表した。

 アル・カーディシーヤはこの夏、イタリア代表FWマテオ・レテギを獲得し、新シーズンをスタート。
ここまで9試合が消化したリーグ戦で5勝2分2敗の5位につけている。しかし、キングス・カップ準々決勝ではアル・アハリ・サウジを前に、PKの末敗退が決定。14日、ミチェル前監督と契約解除に至ったことが発表されていた。

 そんなクラブが新監督として指名したのは、B・ロジャーズ氏。現在52歳の同指揮官は、スウォンジーやリヴァプールなどを率いた後、2016年5月にセルティックの監督に就任し、合計7つのタイトル獲得に貢献。その後、レスターを約4年間率い、2023年夏からはセルティックでの2次政権をスタートさせた。しかし、今シーズンの序盤戦で勝ち点を落とす試合もあり、10月28日に辞任していた。

 クラブはB・ロジャーズ監督の招へい理由として「野心的なビジョンと急成長を遂げるスポーツプロジェクトを反映したもの」と説明。さらに、ジェームズ・ビスグローブ最高経営責任者(CEO)は次のように述べ、北アイルランド人指揮官に期待を寄せている。

「厳格な採用プロセスを経て、ブレンダンを新監督として迎え入れることができて、大変うれしく思います。彼の経験とこれまでの実績は、アル・カーディシーヤをアジアを代表する一つのクラブにするという我々の野心と長期的なビジョンを反映しています」
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