バルセロナに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキにメジャーリーグ・サッカー(MLS)行きの可能性が浮上しているようだ。16日、イギリスメディア『BBC』やスペイン紙『アス』が伝えている。


 2022年夏にバイエルンからバルセロナへ完全移籍加入したレヴァンドフスキ。ドイツで名を上げたストライカーはスペインの地でも持ち前の決定力を遺憾なく発揮し、ここまで公式戦通算164試合で109ゴール22アシストをマーク。今シーズンもここまで公式戦17試合で8ゴールを挙げるなど、ハンジ・フリック体制でも得点源として活躍しているが、現行契約が来年6月末で満了となることから去就に注目が集まっている。

 報道によると、レヴァンドフスキは契約満了を迎える来夏にバルセロナを退団し、MLSに新天地を求める可能性があるという。シカゴ・ファイアーが来夏の移籍市場での獲得に向けて、すでに選手陣営と具体的な交渉を開始しているとのこと。レヴァンドフスキはMLSでの新たな挑戦に前向きであり、給与などの条件面もそれほど問題にならない見込みと報じられている。

 なお、バルセロナとの契約には1年間の延長オプションも付随しているほか、サウジ・プロフェッショナルリーグへの移籍など、現在は複数の選択肢がテーブルに載った状態だという。レヴァンドフスキ本人は自らの去就に関して「急いではいない。今後数カ月かけて慎重に検討したいと思っている。どんな選択肢があるのか見極めたい」とコメントしている。

『BBC』は数ある選択肢の中でMLSへの移籍が現時点で最も現実的だと指摘。果たして欧州を代表する稀代のストライカーはどのような決断を下すのだろうか。

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