『FIFAクラブワールドカップ』が32チーム参加で4年に1度の開催へと変更されたことに伴い、2024年から新たに毎年クラブ世界一を決めるため設立された『FIFAインターコンチネンタルカップ』。
試合は38分にPSGがスコアを動かす。最終ラインを交えたビルドアップで前進し、中盤左サイドでポゼッション。ピッチ中央のセニー・マユルにボールが渡ると、密集を裏返すように右サイドへと一気に展開する。走り込んできたデジレ・ドゥエがボックス右角からダイレクトでアーリークロスを入れ、GKが触れたボールが大外に流れる。最後はフヴィチャ・クヴァラツヘリアがダイレクトで押し込み、PSGが先制した。
対するフラメンゴも、62分にゲームを振り出しへと戻す。PSGが自陣右サイド深くでスローインを獲得したものの、前から人数をかけたフラメンゴがボールを奪取。こぼれ球がペナルティエリア内のジョルジアン・デ・アラスカエタに繋がり、マルキーニョスとの交錯で転倒する。主審は一度プレーを流したが、オンフィールドレビューにより判定がPKに変更。
その後は互いに得点を奪えず90分間が終了。延長戦でも決着はつかずに勝負はPK戦へと突入する。両者1人目が成功したなか、フラメンゴは以降の4人が連続して失敗。PSGはヴィティーニャとヌーノ・メンデスが決め切り、2-1でPK戦を制した。なお、PSGのGKマトヴェイ・サフォノフは5本中4本をストップする大活躍となった。
【スコア】
パリ・サンジェルマン 1-1(PK:2-1) フラメンゴ
【得点者】
1-0 38分 フヴィチャ・クヴァラツヘリア(パリ・サンジェルマン)
1-1 62分 ジョルジーニョ(PK/フラメンゴ)

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