ガラタサライに所属するアルゼンチン人FWマウロ・イカルディが、同クラブからの移籍を目指しているようだ。17日、複数のイタリアメディアなどが伝えている。


 現在32歳のイカルディは、イタリアのサンプドリアでプロキャリアをスタート。2013年から約6年間在籍したインテルでは、公式戦219試合出場124ゴール29アシストを記録するなどエースとして活躍した。以降はパリ・サンジェルマン(PSG)でプレーし、2022年9月にガラタサライへとレンタル移籍。翌シーズンからは完全移籍に移行した。

 トルコの地で4年目を迎えたイカルディは、今季の公式戦21試合に出場しながら8ゴールをマーク。しかし、先発は6試合にとどまっており、合計のプレータイムも約800分と十分な出場機会を得られていない。

 そうしたなか、2026年6月でガラタサライとの契約が満了を迎える同選手が、今冬での移籍を目指している模様。『カルチョ・メルカート』によれば、イカルディの代理人がミラン、コモ、ローマへの“売り込み”を行っているという。一方、現時点ではあくまで打診レベルであり、本格的な動きには至っていないとも指摘している。

 また、アルゼンチンメディア『ミトレ・ライブ』は、イカルディがラ・リーガへの移籍を希望していると報道。同選手は6歳のときにアルゼンチンからスペインに移住しており、イカルディの新パートナーがスペインへの移住を望んでいることが理由であるようだ。さらに、エルチェとオビエドがイカルディの獲得に関心を示していると報じた。

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