現地の報道によると、マクロードは現地時間16日火曜日に行われたファーストチームの試合に出場し、その帰路で交通事故に遭ったとのこと。イギリス紙『デイリーメール』は、マクロードの運転する車は16日の22時40分頃、M1高速道路のノーサンプトン近郊で金属製のバリアに衝突し、同選手は警察官や一般人によって救助されながらもその場で亡くなったと報じている。
マクロードの訃報を受けて、所属クラブであるマクルズフィールドは次のような声明を発表した。
「マクルズフィールドは深い悲しみと現実離れした感覚とともに、21歳のFWイーサン・マクロードの訃報をお知らせする。昨夜、ベッドフォード・タウンからの帰途、M1で交通事故に遭い悲劇的な死を遂げた。イーサンは並外れた才能を持ち、尊敬を集めていた選手であり、これからの輝かしい人生が期待されていた。しかし、それ以上に、彼の人柄は接するすべての人々を魅了した」
「あらゆることに全力を尽くし、我々全員が最高のパフォーマンスを発揮できるようピッチ内外で後押ししてくれた。そのプロ意識と揺るぎない労働倫理はインスピレーションを与え、彼の人生への情熱はどんなに暗い日でも我々に笑顔をもたらしてくれた。イーサンの訃報はクラブ全体に大きな衝撃を与え、我々が感じている計り知れない悲しみと喪失感は言葉で言い表すことができない」
「彼の死によって受けた深い心の傷は決して癒えることはないだろう。しかし、一つ確かなことは、イーサンの輝かしい遺産はこれからどれだけの時が経とうと、決して色褪せないということだ。彼は心の中で永遠に生き続け、未来がどうなろうと、我々を魅了した唯一無二の笑顔は決して忘れられることはない。イーサンの家族と友人に心よりお悔やみ申し上げます。
また、古巣ウルブスのアカデミーマネージャーを務めるハンター・バレット氏もマクロードの訃報を受けてコメントを発表。哀悼の意を表すとともに、同選手の弟であり、現在ウルブスのU-21チームに所属しているコナー・マクロードをはじめとした家族への連帯を示した。
「イーサンの訃報を受けて、クラブとアカデミー一同が悲痛な思いでいっぱいだ。彼は長年に渡ってアカデミーに在籍し、弟のコナーは現在プレーしている。コナーと家族のことを思うと非常に悲しい。現時点ではプライバシーを尊重しているが、今後も可能な限りサポートし、コナーと家族に寄り添っていく。彼らはクラブにとってかけがえのない存在だ」
「イーサンのことを悪くいう人はいないだろう。温かい心をもち、驚くほど思いやりがあり、思慮深い人物だった。才能豊かな若者で、アカデミー、スタッフ、選手たち全員と仲が良く、愛情深い人物だった。同時に才能あるサッカー選手だった。在籍期間の後半はケガもあったが、若い頃から成長を続け、ユースレベルではイングランド代表の招集された。
「コナー、イーサンの家族、友人、そしてマクルズフィールドの皆さんに心よりお悔やみ申し上げます。彼らもこの悲しい知らせに打ちひしがれていることだろう」
なお、現地時間20日にウルブスの本拠地『モリニュー・スタジアム』にて行われるプレミアリーグ第17節ブレントフォード戦では、キックオフに先立ち1分間の黙祷を捧げられるようだ。

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