バルセロナに所属するウルグアイ代表DFロナルド・アラウホに戦列復帰の目処が立ったようだ。17日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。


 ハンジ・フリック監督率いるチームで第2キャプテンを務めるアラウホは、今シーズンここまで公式戦15試合に出場し2ゴールをマーク。しかし、先月25日に行われたチェルシーとのチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節で退場処分となると、チームの敗戦もあって厳しい批判に晒されることに。その後、精神面の回復を目的とした無期限の休養に入ったことが報じられ、現在は公式戦6試合連続欠場中だ。

 その後、敬虔なキリスト教徒であるアラウホはクラブの承認を得てイスラエルへ渡航し、聖地エルサレムなどを訪れた模様。報道によると、精神的問題からの回復は順調に進んでおり、母国ウルグアイでクリスマス休暇を過ごした後、現地時間29日から全体トレーニングに合流する予定だという。同選手は現在も個別トレーニングでコンディションを維持しており、2026年の初戦となるラ・リーガ第18節エスパニョールとのダービーの出場に照準を合わせているようだ。

 バルセロナは現在公式戦6連勝中と絶好調で、連覇を狙うラ・リーガでは“宿敵”レアル・マドリードに「4」ポイント差をつけて首位を走っている。チームリーダーの一人でもあるアラウホが早期復帰となれば、チームにとってはさらなる追い風になるだろう。
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