マンチェスター・シティからレヴァークーゼンへレンタル中のU-20アルゼンチン代表MFクラウディオ・エチェベリが、他クラブへ移籍する可能性が浮上しているようだ。18日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 エチェベリは2006年1月2日生まれの現在19歳。母国の名門リーベルプレートの下部組織出身で2023年6月にトップチームデビューを飾ると、昨年1月にマンチェスター・シティへの完全移籍加入が発表された。今夏にはレヴァークーゼンへレンタルで加入したものの、カスパー・ヒュルマンド監督率いるチームでの序列は低く、ここまで先発起用はわずか3試合、プレータイムの合計は270分間に留まっている。

 ベンチに座る日々が続いているエチェベリだが、レンタル先の変更が本格検討されているようだ。『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、レヴァークーゼンでの武者修行は今冬で終わりを迎える可能性が高く、すでにマンチェスター・シティは獲得に興味を示す複数のクラブと交渉中とのこと。早ければ、今週中にも何らかの決定が下される見込みだという。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、エチェベリは出場機会の少なさから1月のレヴァークーゼン退団に前向きであると指摘。現在は古巣のリーベル・プレートに加え、マンチェスター・シティと同じくシティ・フットボール・グループ(CFG)の傘下にあるジローナがレンタルでの獲得に向けて交渉を進めているようだ。

 エチェベリのレヴァークーゼンでの挑戦は半年足らずで終わることとなるのだろうか。新たなレンタル先も含め、今後の動向に注目が集まる。
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